永田文夫シャンソン研究所
 
プロローグ・コンサート
2001.8.26(日)
mss小劇場
年に一度の「永田文夫シャンソン研究所 プロローグコンサート」。司会・解説に研究所所長の永田文夫先生をお迎えしてお届けします。研究生のみなさんの晴れ舞台。日頃の成果を発表する貴重なコンサートです。そのコンサートにシャンソンの妖精としてゲスト出演しました。妖精3人もこの研究所出身。名誉会員の名に恥じないようにと、少々プレッシャーがかかります。はぁっ。

今日は3人のコーラスをたっぷり取り入れたプログラム。
メンバー紹介を兼ねた妖精版「フニクリ・フニクラ」
赤〜いドレスがリーダーの〜あおやっまぁ〜けいこぉ〜 白〜いドレスの私がおかやっまぁ〜かよこぉ〜 のドレスの彼女がはっやしぃ〜なっつこぉ〜・・・♪と続きます。
いつもはフランス国旗をイメージした赤・白・青のトリコロールのドレスですが、私が緑のドレスに着替えれば・・・赤・白・緑のトリコローレ、イタリア国旗のできあがり!!便利に出来ています。

ここだけの話ですが、「ミスター・サマー・タイム」苦手なんですよ。
歌詞が覚えにくい!!どこでもくっついてしまう歌詞なので、こんがらがってしまうのです。ハーモニーをつける岡山さんと青山さんは大変です。耳をダンボにして私の歌いだしを聴いています。はっはっはっ、でも本番はバッチリ。間違えませんでした。
もう一曲コーラス「アマポーラ」を聴いていただいた後は<永田文夫訳詞コーナー>永田先生は「恋心」をはじめたっくさんの訳詞をされています。その中から3曲お届けしました。
「涙のベルジェ」「声のない恋」「すり切れたレコード」
ご本人を前に歌うというのは、ほんと緊張しますね。

ここまではいたって真剣にお届けし、ここから先はちょっとリラックスムードをくわえて楽しく歌いました。メキシコの第2国歌ともいわれている「シェリト・リンド」
8月26日はピアニストの加藤修滋さんの27回目(???)のお誕生日。バンド紹介とともにみんなでお祝いを言いました。ご本人は「葬送行進曲」を弾いていらっしゃいましたが・・・。

そして次は、本邦初公開!「桃色吐息」・・・色っぽく大人の魅力を・・・と心がけたのですが、いかがでしたでしょうか?
最近またアバがブームになっているようですが、「ダンシングクィーン」やはりこの曲はバンドが一番。気分も一層もりあがります。
ラストはおなじみの「ケ・サラ」今から思うと、よく一週間でイタリア語の歌詞を覚えて、難しいハーモニーも覚えたなと我ながら感心します。3人の勢いって大切です。今では妖精になくてはならない曲に成長しました。

・・・鳴り止まない拍手!!「アンコール」の声。もう、この時ほど嬉しいことはありませんね。リーダー青山さんが「では、アンコールはこの曲、2005年愛知万博イメージソング、みんなで・・・・・」とここまで言って言葉がでてこない。「一緒に歌いましょう」といいたかったのだろう。確かに何度も歌っているけれど、すぐ一緒に歌える曲ではない、そんな思いが交錯して止まってしまったと思うのだけれど、青山さんの大きな目が助けを求めているような気がして、思わず「一緒に歌える日を夢見ております」と私がいうと、場内大爆笑。なごやかすぎるムードの中、どうやって笑いをおさえながら「ブラボー!ムッシュ・ルモンド」を歌うか、前奏中、私たちは苦しい戦いをしました。

まあ、こんなカンジでプロローグコンサートは幕を閉じました。
2日後、28日(火)には「シャンソンの妖精」エルム・ライブです。
ぜひぜひお出かけくださいまっせ!!
1.フニクリ・フニクラ
2.ミスター・サマー・タイム
3.アマポーラ
4.涙のベルジェ(林)
5.声のない恋(岡山)
6.すり切れたレコード(青山)
7.シェリト・リンド
8.桃色吐息
9.ダンシング・クィーン
10.ケ・サラ
 
EC.ブラボー!ムッシュ・ルモンド
 
 
 

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