詩的シャンソンの歌い手フランセスカ・ソルヴィルは、1935年ペリグー生まれ。
ピアノの上手なイタリー人の母親の勧めで早くからクラシック音楽に親しみ、ピアノと声楽を習った。
大学卒業後クラシック歌手としてデビュー。
その彼女に衝撃的な出会い!・・・それはジェルメーヌ・モンテロの歌う1枚のレコードだった。「マルガレットの唄」、これがそれまでシャンソンを通俗的なものとして見ていた彼女をシャンソンの世界に引っ張りこんだ。詩人ルイ・アラゴンの詩に曲をつけて当人の前で歌うという機会を与えられた時、たった4日間の準備期間にもかかわらず見事に歌いこなし注目を浴びた。61年春、キャバレ<ラ・コロンブ>で本格的にデビュー。その後<レクリューズ>や<ボビノ>にも出演。64年にはACCディスク大賞を受賞。
今回が初来日。
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